「最近、乗ってる?」

自転車クソブログ

優勝~第21回CSC5時間耐久ロードレース~

一年越しの優勝

ここまで長いようであっという間のようで、長かった。


7/16に行われた第21回CSC5時間耐久ロードレースに参戦してきました。
大会HP5時間耐久チームサイクルロードのご案内|伊豆・修善寺|日本サイクルスポーツセンター(CSC)


伊豆サイクルスポーツセンター内の一周5kmのほぼアップダウンしかないコースを4名のチームで5時間走ります。



昨年同大会に参加したのが自分が本格的にロードレースをやり始めたころだったので、一年の成長が試されてるなという心構えであった。


高校生の実力テストとでもいうだろうか。
趣味のなかでもかなり大きなウェイトを占めてきたレースやトレーニングの結果を自分自身の力で正しかったといえるようになるか否か。
このレースにかかっているといっても過言ではない。



メンバーは荘さん、カヅヤさん、ユウさんでこれまでも一緒に走ってきた仲間だ。
当日までにしっかり体を作り前日の飲み会もしっかり楽しんでいたようだった。


準備

当日は7時頃に会場入りし、8時からの試走までに諸々の準備をした。



試走は一周だけ確認して終えた。前日に2200upしているのでこの疲労が残っているかもしれないと判断したためだ。
実際にはその後のマッサージで少し硬くなっていたが、思っていたよりではなくトルクをかけても疲労感はあまりなかった。


出走順はカヅヤさん→ユウさん→荘さん→自分で、3周交代とした。
およそ10分程度で戻ってくるだろうと見越して、一人約30分間。



自分は一番遅かったのでひたすらカロリーを切らさないようにちょこちょこつまんで水分補給も欠かさなかった。
おにぎりも食べたが最近お気に入りのスポーツ羊羹もぱくついた。


出走30分前からローラーを回しWINZONEとMAG-onを流し込む。
キャメルバッグのポディウムアイスが非常に優秀で、体の冷却用に氷水のみ持って走った。
30分で一部日陰ありで下りありならば二本ボトルを持つ必要なない。
湿度も気温も高い場合、いたずらに冷たい水やスポドリオンリーでは内臓が冷えて余計に体力を消耗してしまう。
ならば、しっかり塩分を身体に入れて置き、冷たい水は少しずつ飲み薄めていくイメージならば快適に過ごせそうだ。



そして自分の番である。

自分の番

走り始めはダンシングでやりくりして出力を落とさない。


カーブは基本的にブレーキをかけることなく、常にアウターで走っていた。


上りの区間は220w程度コンスタントに出ていたので調子を維持。


最後のぐっと上るところは、インコースめがけて全力で回してスピードが落ちて来たら300wで1分間ぺっと踏んでいたら誰もいなかった。


これで一周約9 min30 sec
それ以降は3週目がきつくて少し垂れたが10分以内には周回していた。
下りで踏めなくなっていた汗


休憩中

去年に比べると約1~1.5 min早く走れていることになる。
これは嬉しい誤算で成長を実感できてうれしかった。
体調をよくするためにピット内でもいくつか注意していたことがある。


①ローラーに乗る
②水本補給と体の冷却
③何かしら食う


ローラーを回すことで乳酸代謝を良くし、水分やミネラルの補給で体調管理、ハンガーノック対策をした。こういう積み重ねが大切。


チームメイトも垂れることなく約10分以内で周回していたので、この流れを止めるわけにはいかないと思った。


アンカーはワイw

ピット交代の時間などを考慮して自分がアンカーになり、三回目の三周がやってまいりましたw
こんな予定では…


やるかーって感じでペッと踏んでたらタイムはあまり落ちず、気付いたらペッと終わってました。
最後までほとんど同タイムで走れたことが自分でも驚きだった。



その後は完全に熱中症。あの暑い中若干の悪寒が出たのでやばいと思って会場にあったプールへダイブ!
あまりの涼しさにしばらく浮かんでました( ´∀` )
その後はしっかり回復した。


レース結果は…

4人部門で一位!!!!!
人生で初めての優勝を経験することができて本当に嬉しかった。
今までずっと二位が多かったので、あと少しって感じでいつも終えていたが、今回は非常に気分がいい。




メダルの色が金へと変わりました!!!!



一年間優勝することを目標に頑張ってきた甲斐があり、努力が報われた瞬間であった。


大人になっても褒められるというのは非常に嬉しいですね。
ただ単純な「ヤッター、どやぁ」ではない。なんかこう噛みしめている。


正確に言えばいろんなことが思い出される。


去年表彰台で3位になって調子乗ってレースに出まくったこと、それでも強い人や強度の高い練習でつらみを帯びたりしたこと。
自分でどうやったら速く走れるようになるか考え続けたこと。
一緒に走る仲間に恵まれたこと、応援してくれる人がいること、気にかけてくれる人がいること、喜びを分かち合える人がいること、周りがいなかったらきっとなしえなかっただろうと。


今回の経験で一つ言えることがある。
それは「大きな成果を出すには、自分の弛まぬ努力と周りの支えである」だ。


思い出されるのは周りのことばかりで、その後に自分も頑張ってたなーと思う。
でも自分の頑張りは周りの為に踏ん張れたからでもあったなと気付く。
そんな自分の意志の強さってのも同様に大切と思う。
周りに感謝です。


ある意味一つの目標が達成されて、自分としては満足している。
でも、これ資格でもなんでもないしまだまだ成長できる試合一日前とほとんど変わりがない。優勝したという称号が付くだけで、栄光や名誉ってのは過去のものだから囚われずいこう。


だから、これからも頑張ろうと思う。
次は個人でヒルクライムレースで優勝を目指して…

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