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自転車クソブログ

事故車修理と店対応の盲点

‪篠さん投稿の事故車のやり取りについて。‬
当人の事ではない。ツイ消しされており事実を詳細に確認できないですが、覚えている範囲で論じますので、ご了承ください。


概要

自転車事故が起きて、自分の自転車の修理見積を行きつけのお店に依頼

パーツ持ち込みで工賃1.5倍の修理見積を貰った&保険金が思ったよりも降りなかった

高くついたので、自分で修理

バーテープのみを購入したら、冷たい対応をされた


これについて、店側が悪いとか本人が悪いとかいろいろ議論になった。


この記事については、以下に焦点を絞って述べる。
・ハッピーエンドはあったのか?
・なぜ起きてしまったのか?

結論


正直にいうと、正解ない。


今回はこういうケースになりましたってだけの話だ。


なぜなら、お店側と客の対応になんら違法性はない。
あえて言うなら、冷たい対応をした店側はちょっともったいなかったなと思う。


今回の争点はずばりお金です。


‪ただし、この件どちらもハッピーになる可能性があったのだ。


ハッピーエンド攻略

①店の対応の改善点


「店が持ち込み価格のみをはじめに提示する」‬



そもそも工賃が1.5倍じゃなくて、特典で工賃を割引にするというスタンスにしておけば良かった。‬
店購入車と料金が違うじゃないか!となる人もいるが、それは認識が違う。‬


「「購入特典」」です。‬



‪例えば、カード会社は分かりやすいです。あれと一緒。‬


‪問題は店購入車


当人たちの関係性を推し量ることは出来ない。
‪懇意にしていてもお店で買った自転車でなければ、例外なく特典を受けることができません。‬
‪なぜなら、お店のステッカーを車体に貼って識別しているからです。‬


つまり、このステッカーがなければサービスを受けられない。


長い目で見たら、こっちのほうがお得になる可能性って十分にある。


今回のケースに関して、もしかしたら、最初はこのお店で自転車を買って客になって関係が続いていたが、事故車は別の場所で購入した車体である可能性が考えられる。


あとは、パーツ持ち込みで組付けてくださいっていうケースも持ち込みになる。
店で買ってくれたら、その分工賃はサービスしますよという方式をとっている店をあるからだ。多くのお店はこの方式なんじゃないかな。
そりゃものが売れてない分お店に利益出てないので、サービスできない。


最近はこの方式をやめるお店も出てきている。
実際に自分が知っているお店もそうだ。


ただ、もったいなかったのは冷たい対応をされたという点。
腹の底ではナニクソと思っていても、表面上のやり取りだけでもいつも通りにしておけばよかったのになぁ。



②客の対応の改善点


「減価償却で満額支払われない」「自転車店も商売だ」
ということを認識しておくべきだった


事故が起きた際に、購入金額がそのまま帰ってくるケースは稀だ。
物には使用期間に伴う価値の損失が生じるので、使用した瞬間から中古扱いになる。


今回のケースでは、客が「思ったよりも」お金が返ってこなかったというのが気になった。
おそらくこの減価償却を知らなかった可能性が考えられる。
また、保険会社の自転車の減価償却について、ルールがかなり曖昧であることが調べていて分かった。


私の場合、事故ではなく盗難だったのだが、当時加入していた海外旅行保険における物品の盗難補償に該当した。
このケースでは、最低保証金額が購入金額の50%に設定されていた。
もちろん減価償却として、購入一年未満は100%、一年ごとに10%ずつ低下する条件だった。つまり、5年以上経過したものについては50%以下にならない。


ざっと調べた感じ上記のような明確な規定はすぐには出てこなかったので、今後自転車保険加入者はちゃんと聞いておきましょう。



まとめ

店側の金額の提示方法やあらかじめ減額されることを考慮しておけば、今回のケースをふりかえるとただの一例に過ぎない。

自転車店アルバイトだった自分からすると、商売なんで客にモノやサービスに金を出してもらわないといけないので、お店側の態度も理解できなくはない。
修理見積は手間も時間もかかるんだゾ!金くれ。


自転車事故でメンタルが弱っているときにこそ、いろいろなことをあらかじめ知っていなければ、勝手に自分で損をします。


自分だけならまだしも、子供や親、友人がこういった事態に巻き込まれたときに知っておくだけでだいぶ気持ちが楽になります。防災訓練と同じです。
事故車見積もりも、できるなら複数店で出しておくことをおすすめします。


以上



ps. 瀬戸内ツーリングよりもこっちが先にかきあがっちまったぜい。どうしてくれるんだw

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