Xentis squad5.8 実走レビュー
つむりセールで購入したカーボンクリンチャーホイール。
Xentis squad5.8 クリンチャー (2016)
装着時
以前使用していたホイールのZONDAはチューブレス化してシクロ車に着けていた為、また戻すのがめんどくさいという理由で購入を決めた。
結論から言って、セクシー
(速く走れるディープリムホイールを買うってことは、速く走れるんです。)
使用環境
タイヤ:コンチネンタル GP5000クリンチャー。6気圧。
スプロケ:9100デュラエースの11-28t
焼肉屋に来たら、肉を食え、肉だ
この結論にたどり着くまでの俺の心を表現するのは難しい。
明らかにレース特化型の機材なんだが、それにしてもこれという特記事項が走りに関してあんまりない。
注釈
申し訳ないが、レースで使用したレビューではないのでそこだけはご了承いただきたい。
もちろん、レースで使用したくなるモノではあるが、その他普段使いするにはどうだという前提であることを承知願いたい。
剛性感があってスプリントしてもたわみがないが、23Cなのにコツコツしない。
ノイズが減る感じ。
ただここに関してはタイヤとチューブや空気圧選択によって変わるかもしれない。
もっと柔らかくしたいなら、ラテックスチューブを入れることをおすすめする。
走りに無駄がない。ただただよく走って全く不満がない。
上りは問題なく使用できる。ただし、リム重量がそれなりにあるのでいわゆるヒルクライムホイール向けというわけではない。
ただし、私は山を含むロングライドでこそ、このホイールを使ってほしいのだ。
ダウンヒル向けホイール
皆さんは山において、上りに注目していないか?
登ったら下りますよね?
下りのこと忘れてるんじゃねーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
下りも自転車の楽しみの一つだ。
私はこのダウンヒルが大好き。
下りでは制動力、グリップ力、安定性が重要なファクターだ。
このホイールは下り性能が満点☆星空レストラン
急にハンドルが切れることがないし、横風でもカムテールデザインとリム付近の不思議な形状のおかげで安定性が高い。
ゆるい下りでゴリゴリ踏んでもストレートにタイヤに伝わっている感じがして、レスポンスがよく疲れにくい。
これがスポークテンションと高い横剛性に由来するのか…
知らんけど。
フリーの回転については不満を感じることなく、高水準だと感じた。
GOKISOみたいな回転体としての特徴的な能力はなく、脚を止めても妙な減速感はなかった。
自社生産のようだが、かなり高い次元のフリーボディと思われる。
唯一の欠点と3つのメリット
この山岳ライド途中の写真を見てほしい
消しカスかな?
xentisのリム面には特別な表面処理がされていて、強度がバチクソ高い。
つまり、ブレーキシューが負けまくる。
別の方のブログで、カーボンブレーキシューを使って山のライドに行ったら、ブレーキシューのゴムが半分くらい減ったというのを見て、そんな馬鹿なwとか思ってました。
すみませんでした。
私ももれなく消しカス製造機になりました。ヤッタネ!
つまり、がっつりブレーキシューが減るのでそこだけはマイナス。
って普通は思うでしょ?
実は3つメリットがあります。
・アルミブレーキシューが使用可能なので、コスト安
・シューが負け続けるので、リム寿命をあまり考慮しなくてもよい
・新品のブレーキフィーリングを楽しむ機会が増える
メンテナンスさえ気を付けておけば、意外と運用するには問題ないのかなと思います。
まとめ
つむりさんから受け継いだXentis squad 5.8はよく走る良ホイールだった。
・走りに無駄がない
・ダウンヒルや平地を快適に走るための設計
・消しカス製造機
です。
最後までご愛読ありがとうございました。
レースも行けるけど、目下これでサイクリングやツーリングに行くのにはまっております。
いい機材はいい走りをする。
おわり。