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キラッとプリチャン「みんなのいいねで何かが生まれる!?キラッとバーチャルライブ!」感想

すごいです。3Dライブみんな見てくれ。


(公式HPhttps://www.pretty-vlive.jpより)


この記事ではいちファンが少し技術的な解説を交えながら、ネタバレなしでいかにこのライブ作品が素晴らしいかについて書いていきます。


ざっくり内容をまとめると
・プリチャンがそこにあって感動
・3Dライブならではの驚愕の演出
・これは新時代のアニメミュージカル作品



それでは行ってみましょう!


まずはこの作品の簡単な情報からおさらいします。

2023年3月26日に配信されたバーチャルライブ作品であり、本編終了後の続きの作品として公開されました。
合計約1時間30分の作品で出演は桃山みらい、青葉りんか、萌黄えも、赤城あんな、緑川さら、紫藤める、虹ノ咲だいあ、アナザーだいあの合計8名でありCVは変更なしでした。


この作品はバーチャル3D作品であり、普通のアニメーション作品とは全く異なります。
バーチャル3Dについて少し説明すると、絵としてのキャラクターを描いたり動かしたりするのではなく、アニメキャラクターのコンピューターグラフィックスである3Dモデルを使用しています。
実際の動きは役者の動きをモーションセンサーで読み取り、そのデータを仮想空間内で3Dモデルを動かしていることを指します。
例えばシンゴジラのゴジラなどが代表的なものになります。CGでゴジラを作りそれに野村萬斎さんが動いてそれを合成していました。シンエヴァではこれを使って戦闘シーンが作られたことで有名です。


つまりそのようなことをしながら3Dモデルを使ってフルCGアニメ作品を1時間半作り上げたことになります。
そのような作品は映画でも聞いたことがありません。前人未到です、多分



1、プリチャンがそこにあって感動

少し話がそれましたが、大筋としては大きなプリたまGOが出てきたのでみんなのいいねで育ててパッカーんしましょう!という以下にもプリチャンで出てきそうなノリの話です。
そのためにいろんなことが起きます(笑)




詳しくは書けませんが、えもあんのやりとりは健在でしたし夏のプリチャンランドライブでフラグの立ったあの組み合わせが見れたのは本当に素晴らしかったです。


劇中特にゲームやCGパートで使っていた演出やセリフもまさにそのタイミングでよく言った!!!!と思うことも何度もあり、制作の愛が滲み出ていました。
コーデチェンジの演出は全員やってくれ(強火オタク)
チャンネルスタートの導入が健在なのは定番の流れで安心感とワクワク感が共存してました。


また、全体の構成が非常に上手くまとまっていたと感じました。
ライブに行く流れのパート→ライブ→次のライブに行く流れ→ライブ→繰り返し
という構造がわかりやすくかつすんなり受け入れられるような展開でいつものプリチャンを見ているようでした。
制作陣が継続されていたの安心、というかやっぱりすごいなぁと感激してました。
ファンの期待も汲んでくれたような感じもして嬉しかったですね。


コーデのあたりもだいあちゃんがいることで自然といい流れになっているのも好感が持てました。
マスコッツも今後の展開に期待ですね。


このように、ストーリーの面で相変わらずのてんやわんやもありながらライブシーンもやっぱり可愛いしグッとくるものがあったり、それでいてわかりやすいというのもナイスなところでした!



2、3Dライブならではの素晴らしい演出

3Dモデルを使ったライブ演出はそれ
こそまるでゲームの中にいるような感じ
で非常に良かったですね。


Vtuberのライブではまさにライブ会場というものが多いのですが、プリチャンは違う。


まさにプリチャンの背景がそのままプリチャンランドがそこにありました。


ライブならではの演出はそれこそキャラクターによって出るエフェクトの違い、ものすごいギュインギュイン動く圧倒的なカメラワーク。引きで見てたら急にガチ恋距離なんだもん。
観客の後方から写すカメラワークは臨場感がすごい。作中の観客になった気分になれた。
ボケが入る時もあって瞬時にポトレ風になるのはすっごくよかった。映画かな?


以下、個人的に印象的なシーン


りんか「ちょっと…お兄ちゃん近い///」
ユヅルくん良い仕事してますねぇ…


みらいちゃんのスカートの重力がホワンホワンで超絶見惚れた。
「君は引力を信じるか?」


メルティックスターのネイルはやばいよ。
心のエルデンリングが砕けました。
(デデーンデーンデーンデーン)


あんな「夢見る準備はよろしくて?」
某先生、生きてるかな?


める「Show must go on ダヨ〜!」
そのセリフはファンサが過ぎるゾ


さら「いたずら心が湧いてきちゃったのさ」
ワイ、無事死亡
(さらちゃんに対するクソデカ感情が過ぎるためこれ以上は自重します)


Wだいあの演出とmixアツすぎる
(フォームライドからのアタックライドイリュージョン)



飛んだりしてましたねぇ。衣装の交換もね、あれは良いものだ。
(一体どれだけの3Dモデルと衣装制作をしたんだ?ふえぇ…)


そして、圧倒的な動きのリアルさが非常に良かったですね。
アニメでは伝わらない赤城あんなのジタバタ感、さら様の凜とした出立、めるめるワールド全開であれはなんとなくアニメで動かしてきたものをくっきりと映し出してきて一気に引き込まれてしまいました。


アニメは嘘の表現が通用するけれど現実にはそうはいかない。仕草や表情は絶え間なくリアルだ。
それは3Dキャラでも伝わってくるのがこの3Dライブの凄みでもある。モーションセンサーをつけた人の仕草や表情がキャラに反映されるにもかかわらず、キャラクターそのものがまるで本当に生きているように錯覚してしまった。この次元まで引き上げてくれた演者や制作の皆様には本当に感謝しても仕切れない。本当にすごい。


このように、3Dモデルならではの表現に圧倒されながらも高い没入感を維持したまま、リアルなキャラクターの動きに感動してました。これは是非見てください、特にパシャリングタイム(スクショタイム)はアドリブだったそうでもう最高でした。これだけでもお釣りきます。



3、新時代のミュージカル作品

公式から発表もあった通り、今後はバーチャルミュージカル作品、ハイスクールキラッとプリチャンが制作されるようです。




ミュージカル…?失礼だが私はあまり鑑賞したことがない。
しかし、今回の作品を視聴した後にある一つの考えが私の中に生まれました。



「これって新しいアニメミュージカル作品なのでは?」


実はVtuberの3D企画の中で現実に由来したものがここ2,3年で多くの試みがされたきた。
私も全てを知る訳ではないが、ローションカーリング、ピアノ演奏会、音楽ライブ、漫才、などまさに現実にあるものをいかに仮想空間ないで再現するかが多かった印象がありました。
しかし、私は演劇でアニメ作品作ったらええのになぁと思うこともありました。
たつき監督やPIXARのフルCG作品とも違う、3D(中身は人間のモーション)で完結した作品を作るような人たち(会社やグループ、個人)ではないのでそれは実現しなかったです(私の知る範囲では)。



本作品が出るまでは



また、数あるプリティーシリーズの中でも技術讃歌を謳う「キラッとプリチャン」が試みることに意味があると強く思いました。
まさに彼女たちの世界観と私たちの現実が合わさってくその過程を肌で感じることができています。
もしかしたら、将来月でライブをする方が全世界的にラグがなく通信状態も良いかもしれません(クソデカ空想だが彼女たちの世界ではそんな感じ)


そしてプリティーシリーズはストーリーがあってライブがあるという形式をとっている。
この構図こそミュージカルといっても過言ではないというか元にしているかもですが。
だからこそ、現代になって技術が進歩し3Dモデルを人の動きに載せることができるようになったことで逆輸入のような新たな試みが可能になったと思います。


ものすごく個人的に妄想していたことが現実になってきて、非常に嬉しい限りです。
声優さんたちのするライブももちろん素晴らしいし、演者さんたちの弛まぬ努力の賜物でまるでそこにキャラクターがいるように感じることができました。
それでもやっぱり3Dモデルを自在に動かせるようになったからこそ、プリチャンのキャラクターが動いてライブしているところが見たいと、欲深なファンは思ってしまうわけです。


このように、今作が打ち出したアニメミュージカル作品がプリチャンが持つ現代技術讃歌的な要素や演劇としての側面が合わさり、今までにない面白い作品になったと確信しました。
これからのハイスクールキラッとプリチャンも楽しみですね。


まとめ

以上のような激重感情を本編終了後に抱えたまま3DライブはBDで何度も見直し、プリチャン単独ライブと合同ライブをたくさん見て、ついにはさら様のコスプレをしだして同人誌にも寄稿するようになった拗らせオタクになってました。


今作でいつものプリチャンのノリや楽しさそのままに生かしつつ一つの物語として見応えがあってサプライズもあるというのがお値段以上の満足感を得るのと同時に、こんな感想や色々な想いを抱かせてくれるプリチャン制作陣の皆様本当にありがとうございます。
これからも応援していますし、今後の展開にも期待しています。



アーカイブはこちらからチケット購入し視聴することができますので、是非ご覧ください。
4/9まで何度も視聴可能です。



最後までお付き合いありがとうございました。
いつも心にOne Heart

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