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自転車クソブログ

ブリヂストン クエロ20~無限の可能性~

以前購入したブリヂストンクエロ20という小径車を使ってみて無限の可能性を感じたので、改めてご紹介。


前の記事にて購入時の状態でご紹介した。


ポタリングや輪行、車に積載し現地を散策したり、バイクパッキングで1泊2日のキャンプをしたり、いろいろ走った。
そこで小径車ならではの便利さに気付いたのだが、それを抜きにしてもこの自転車は大変魅力的である。




【いい所】
・最初っからオサレ
初期アッセンブルが非常にハイレベルである。
レザーテイストのハンドルグリップとサドルは非常にうれしい。こういったパーツ一つとっても交換しないといけないのは面倒であるが、初期装備されているとそういった手間とコストを省ける。




ベルが大きすぎず小さすぎずちょうどいい大きさで、フレームとの相性が非常に良い。
凛とした響きと鏡面のような見た目、金色というゴージャスな雰囲気をプラスしてくれている。






ダブルレバーが最初から装備されていて、ワイヤールーティンがすっきりとしており、クロモリホリゾンタルのフラットバーの見た目とベストマッチ‼



ロゴがダサくない。トップチューブの「CHERO」がナイスな脇役を果たしている。
フレームカラーも小径車の中でも明るいものはブリヂストンならではでほかのメーカーにはない。



カンチブレーキの脱落防止フック、長いシートポスト、チェーンガード付きクランク、リアメカがクロスバイクでも使用されているALTUSが実はビッグプーリーを採用していて負荷が軽い。




いいところは上げまくった。それだけ初期アッセンブルが良い。
非常によく考えられて設計され、それに見合う以上のパーツアッセンブルでお店で渡されてその場ですぐにサイクリングして写真撮ってインスタに挙げてもすぐにイイネがつくだろう。


・優秀な拡張性と専用設計
ダボ穴がリアフロント共に設計されており、専用の前後キャリアが作られているため合わないつかないのトラブルもない。
更に大きさも十分で普通のキャリアバッグがちゃんとつくので、汎用性が高い。




キャリア、泥除け、キックスタンドは初期ではついていない。しかしそれぞれを取り付けるダボ穴とスペースが非常によく無理なく設計されている。


更にフロントのダブルレバー台座もついているのでフロントをダブルにすることもできる。
制動性を高めたいのであれば、カンチブレーキからVブレーキへの換装も可能である。


このように個人の趣向に合わせやすい設計となっている。


更にバイクパッキングについてなのだが、
クロモリホリゾンタルフラットバーは非常に適していることを発見した。


フレームバッグが前三角が非常に大きく、フレームバッグが問題なく入る。


フロントがフラットバーなため、ハンドルバーバッグが大容量で取り付けられる。




と、こんな感じでバイクパッキングに適している。



・どこへも行ける(ワイドなタイヤ幅、しっかりとした走り心地)
初期タイヤは20×1.35のタイヤがついており適正空気圧が5.5~6.8なので軽快に走る。


乗り心地はしっかりしている。しなやかさはあまり感じられないが、焼きが入っていない鉄パイプと思われるのでコチコチはしていない。
スムーズでしっとり。



ギア比は
42×11-30なので割とどこへでも行けそうである。平地は速いと回し切っちゃうが、30km/h台前半までなら問題ないだろう。


ヘッドは言わずもがな長く、小径車の中では太いタイヤなので、コーナリングも安定している。




【わるい所】


重い
完成車重量が11.4kgと小径車の中で重量級。
他社のバイクは10kg切るとか、11kgでもキックスタンド付きなど。


アウターワイヤーの色がイマイチ。白がいいなぁ。


ダンシングの際にベルに膝が当たってチーンってたまになるのはご愛敬。



【今後試したいこと】


・長距離ツーリング(100km~)
ある程度乗りこんでからこのフレームの印象も変わるのかどうか不明なので。
よくクロモリは足が残りやすいと聞くのだが、オンロードをクロモリバイクで走ったことがないため検証したい。
まぁ行けると思います。キャリーミーで300km走る人もいるくらいですから。

・フルアーマー化(泥除け、キャリア、前かご、ペダルボトルゲージ、前後キャリアバッグ)

日常使い、長期キャンプにどこまで適しているか気になる。

重さを知りたいのと、そのうえでの使い勝手を見極めたい。


・軽量化
前述の重いというデメリットを克服するには軽量化が一番だろう。
しかし外観は損ねたくないのでかなり変更部位と重さに縛りが出ると思うが、女性や子供がより楽に使えるようになるのではないかと考えたので挑戦したい。



総じてナイスバイク。
スポーツバイクとしてはアンカーで知られているブリヂストンだが、一般車のラインナップに部類されるクエロシリーズ。
700Cや650Cなどロードやクロスタイプのラインナップもあるが、RNC5やネオコットと被ってしまう。
しかし、小径車はこのクエロ20しかない。



自転車を曲がりなりにも沢山乗ってきて、いろんな使い方を知っている私からすると、見れば見るほど、使えば使うほどにいろんな可能性や将来性を加味して作られている、設計者の愛情を感じる一台である。
ベルもおしゃれですし、音が自転車や雰囲気と相まって心を癒す。


実は隠れた名作なのではないだろうか?



以上、ブリヂストンクエロ20の宣伝でした!

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