北海道そらちグルメフォンド2019に参加して優勝した件(2/3)
グッドモーニングエブリボデー
去年とは打って変わって快晴(←ここ重要!!)
一応カバー類は持ってきたが、結局置いてきた。
もちろん朝飯はセコマ。
イートインがあるのでゆったりできた。
この時点で7:30であり、スタートの8:30にはだいぶ余裕があった。
朝ご飯は食べすぎ注意。すぐにお腹いっぱいのイベントが待っているからだ。
他のイベントだと4時5時起きとか当たり前なわけで…
そういったところもそらちのいいところ。
コースは80kmを選択した。
彼女の体力的に50キロが適正なのだが、平地が多いことやたくさんエイドポイントがある事を加味して80キロを選択した。
そらちグルメフォンドのコースは50, 80, 120kmから選択できる。
メインのエイドステーションはゴールを含めて4つあり、全ての距離で必ず寄ることができる。その他にそれぞれのコース上に私設エイドが点在している。
コースも平坦がほとんどなので、初心者も楽しめて完走できる難易度になっている。
女性や小さな子供も完走できるくらいである。
3つのコースが被っている区間もあるため、いつのまにか混走になっていてゲストさんにも会えるのも良い点だ。
集合
いわみざわ公園野外音楽堂「キタオン」に集まりスタートする。
全体で1000人ほどだそうで、ミドルは300人前後かなぁ。
レースだと緊張するけどグルメライドなので、気を負わずに走れる。
ゲストの紹介と諸注意のブリーフィング
竹谷さんは最後尾から走るそうです。マジで速かった。
当日の格好
それあれジャージと新車チネリ・エクスペリエンス sram red e-tap
スタートは遊園地を通った🎡
事前に知らされていなかったのでサプライズでとても楽しかった。
こういう参加者が喜びそうなポイントを提供してくれるのがそらちのいいところ。
ローリングスタートで適当に集団をバラけさせるかと思ったが、そうでもなかった。
あの待ちはなんだったんだろうか?
どうせすぐバラバラになる。
ここから農道を走る💨
追い風基調だったこともあり快走。
信号が少なく車通りのほとんどない道を選んでいることもあり、気持ちに余裕を持って走ることが出来る。
事故やトラブルのリスクを下げる工夫を感じられた。
それにしても景色が良い。
遮るものがない開放的な空間を直線を進む。
インフォメーションが少ないので景色を堪能したり、走りに集中できる。
そのせいか第1集団のペースはかなり速かったので、無理についていかずにのんびり走った。
こういうイベントでそそくさとはしってしまうのはもったいない。
余裕を持って楽しもう!
岩見沢第一エイド
追い風30km/h前後で一時間ほど走り、信号が少ないため予想より早く着いた。
エイドでは牛乳ラーメン、枝豆ご飯、ハスカップゼリーがもらえた。
めちゃくちゃうまい!
牛乳ラーメンは味噌ベースにたくさんの牛乳が入っていて、まろやかで深いコクを感じた。
ツルツルの中縮れ麺はプツプツと口の中で切れて食感がしつこくないので運動中でも無理なく食べられる。
枝豆ご飯は艶のある程よい塩気の豆が口の中で弾ける。うまい!うますぎる。
仙豆食ってるのかな?😇
これがラーメンのスープと合うんだなぁ…
最後にハスカップゼリー
これは参った。
ハスカップの果肉から溢れ出る甘酸っぱい果汁と冷え冷えのゼリーがつるりと食道を侵す。
どんぶりいっぱい食べたいほど美味かった。
ただ、到着が早すぎたのか一部凍っていたのが惜しい。
大会前夜に冷蔵庫に移して解凍、現地では氷水を貼ったバットの中に保存しておくのも一手だろう。
さて、ここでまったりしていたらけんたさん合流
岩見沢→月形
より開放的なエリアを進みながーい一本道なので気持ちよく走れた。
非常に写真映えするので、ところどころ写真を撮ったりしてなかなか前に進まない。
この区間は風が強かった印象がある。しかも基本横風であり対処が難しい。
横風の時の走行場所は、前走者の斜め後ろ風下側が鉄則である。
雁行に近いポジション取りと考えてくれればよい。
本当は並走に近かいほうが一番楽なのだが、公道ではやめましょう。
あとはなるべく重心を下げ、風の当たる面積を減らすという意味でしたハンドルを持って走ることもいいだろう。
この時に力み過ぎずパワーを上げないようにすると、体力の消耗を抑えることができる。
私はパイオニアのパワーメーターを装着しているので、それで体力管理しながら走る。
天気も良くテンションが上がっているときほど、自分が維持できる以上のパワーで走ってしまうので気を付けよう。
月形第二エイド
開放的で一面芝生のある広場が目印の月形第二エイドに到着。
トイレは屋内にもかかわらず靴を脱がなくてよかったので、楽が出来てとても良かった。
こちらではトマトジュースとトマトアイスクリームとジンギスカンがもらえた。
思ったよりジンギスカンの量が多く、お腹いっぱいになった。
道外の人間からしたら、もうねジンギスカンは絶対食べたいんですよ。
トマトジュースが個人的には刺さった。
甘めなんだけどゴクゴク飲めちゃうおいしいドリンク。しかも果汁100%だから添加剤も少なくてこのおいしさはズルい。
完全にカロリーオーバーなわけだが、もし食べられなさそうだったら受け取らないという選択肢もできる。
本人の体調やその後のことを考えて、無理してはいけない。
彼女はアイスだけ食べていた。流石女子。
この日もこの男は絶好調。
後日、ニュースで出てましたね。
マラソンサニーさんのふくらはぎ、やばくないかぁ??
月形→美唄
約コースの2/3が農道をつなげて平地を走るコースなので、遮蔽物がなく風邪をもろに受ける。
走る時間は長くはないのだが、横風になったり向かい風になったりで結構体力を消費した。
同行者はかなり疲れたようで、次の休憩ポイントが待ち遠しかったようだ。
変わり映えしない景色を進む。
飽きたと言ったらなんだが、まぁそれが北海道でありこの感じが北海道らしさである。
稲穂がきつね色に垂れ始めたり、収穫した玉ねぎがどっさり積んであるのを見たりなど、何気に面白いポイントもあるのだ。
コースの途中にあるグラベルも入れるのだが、私は行かなかったので、別の方の感想にお願いしたい。
美唄第三エイド
到着して既に多くの人が並んでいた。時間にして20分は並んだのではないだろうか。
マイベストそらちエイド
このエイドではもつそばと野菜たちがもらえた。
そしてこの顔である。
すべてが反則です
もつそばは暖かい昆布出汁のきいたつるつるのお蕎麦に、塩気のあるもつ焼き。
思い出しただけでもよだれがバーサーカー。
じゃがいもが黄色いんですよ!!!!!これなんですよ!!!!!
白っぽくない!黄色!!!!ピャーーーーーーーーー!!!!!!
これがじゃがバターでおいしく頂けるなんて、最高。
お口直しにきゅうりとお味噌を食べたら、みずみずしいところにクッとしっかり味のあるみそが舌を覆う。その瞬間、無事死亡した。
三つのグループの行龍地点でもあったので、いつの間にさらに列が長くなっていた。
そばの提供に時間がかかってしまったようで、コミケの大手壁サーのように長蛇の列ができていた。
後から来た方々は食べれなかった人もいたそうだ。今後の改善に期待です。
つむりさんや篠さんとも合流して、いつものメンバーになってきた感がある。
あれ?三人で走るの実は初めてなんじゃ??
美唄→宝水私設エイド
ここからアップダウンのある丘陵地帯に入る。
脚に余力のある人からしたら、スピードが出せる区間なので一時停止には気を付けて進むといいだろう。
宝水私設エイドでは坂の上にあり、アイスクリームを買うことができた。
彼女はかなりきつそうだったが、ここで施設エイドのグレープフルーツを食べて復活した。
水やゼリーなど食べやすいものや、水分補給もできるのでボトル一本持っているだけでいいぐらいだった。
他にはあまり聞いたことがない。
ご覧の通り坂の上
突如始まったグラベル撮影会。
つむりさん、けんたさんと戯れる。
宝水私設エイド→ゴール
ここであることに気付く。
「去年のコースを逆走してるのでは??」
序盤に上り坂があったことや列車が展示されていたことなどを思い出し、今年が晴れでよかったとつくづく思った。
まだかなまだかなと残り距離を計算しながら、進む。正直どこがゴールのランドマークは遠目ではわからない。
最後のゴールまでも風と坂に苦戦しながらもなんとかゴール地点のキタオンに到着。
最後の上りが参加者を迎える。
キタオンのステージに参加者が続々と集まり、最後に写真を撮るのもなかなか良い。
ゴール後のおもてなし
ゴールしてからこれらがすべて受け取ることが出来る。
圧倒的な物量で消費カロリーを超えてきてる。
特に豆腐とかりんとう饅頭がうまい。
大豆の深みがあるけど口当たりはさっぱり。さわやかで香り高い一品。ドレッシングが塩気のあるイタリアンテイストであり、またこのトマトが甘い中にほのかな酸味が漂う。
かりんとう饅頭もうますぎる。
歯ごたえのある固めの生地から入って、中にびっしりのこしあん。小豆の香りが口いっぱいに広がり、僕0キロカロリーみたいな体でやってくる。
コロッケもうまい。全部うまい。そらちで食べるものうますぎる。
うまい
ウマイ!!!!!!!
お菓子やパウチは持って帰れるので正義。
最期はビンゴ大会をして終了。
まさかまた当たってしまうとは✨
その日中に飛行機で帰る人は空港まで車で1時間程度なので、すぐに撤収していた。
20時以降の便だとすこし余裕を持って活動できるだろう。
80kmは戻りの時間も結構早くできるので、ゴール後に余裕を持ってご飯食べたりできる。
最後の大抽選会があるのでそれも参加の見どころ。
終わってから撤収作業がめっちゃ早いw
会場いっぱいに人がいたのがウソみたいに誰もいなくなり、ゲストが最後まで残っているのが印象的だった。
このイベントの最後まで残っているのは楽しんでいる人たちだもんね。
今年もそらちグルメフォンドの運営のみなさまやボランティアの方々のお陰で、無事楽しく過ごすことが出来ました。ありがとうございました&お疲れさまでした。
毎年コースを変えたり、エイドを変えたり事前イベントがあったりものすごくボリューミーでディープに楽しめる進化型イベントは他にはないです。
Grinduroも似たような系譜をたどって人気のイベントになったそうなので、今後の発展やトラブル対応に期待しつつ、また来年も参加したいと思う素晴らしいイベントでした。
後そらちに向けて
大会後にすぐに飛行機で帰るのは今までの経験上勿体愛と判断し、今年は後泊を一日入れた。
私たちは千歳近辺の観光をしたかったので、千歳駅で一泊した。
ついでに篠さんも千歳辺りに泊まるとのことだったので、乗せていった。
車内に三人三台が入るFITの収納力が半端なかったことを報告します。
次回 そらちグルメフォンド2019最終話
「かとせん、死す」デュエル・スタンバイ!!