「最近、乗ってる?」

自転車クソブログ

2018年富士ヒルクライム参戦レポート

70min14secの備忘録



富士ヒルクライム二度目の参戦となりました。
前回は74min55secでギリギリシルバーだったので、今回は65minのゴールドだせるかなぁと淡い期待を期待していた。


一か月前の試走でシルバーは確実に出せると思っていたが、ゴールドペースの人にはついていくのがやっとだったので、おそらく70minくらいになるのではないかと予想していた。


ピーキング前の腕試し感が強くどれくらいで走れるようになったのかを試すモチベーションだった。
主はあまり練習してないのであしからず。


【準備】
実施したのは主に3つ
・カーボローディング
たくさんご飯を食べる3日前から。
決して空腹を悟られないように…
いわゆるグリコーゲンの補充。


・マッサージ
今回から導入したイナーメ棒でころころし、アロマベラのスポーツオイルで丁寧にぬりぬりした。
これはAACRで気持ち良かったから採用した。


・補給食
マグオン系
2つアップルとレモン


血糖値のベース化
パラチノース含有ゼリーで300kcal


脂肪燃焼系
WINZONEというもので脂肪燃焼を運動後すぐにスタートし、後半の持ちをよくするものだそうだ。



【本番】
時間を追ってレポートします。
7:40の第10ウェーブの最後尾スタート
今回の作戦は「チャージショット作戦」
残り7kmからスピードが上がるので、それも考慮して温存して走ることにした。
これからの自分のテーマ温存。



出走5分前にWINZONEの粉を飲む。すっぱいが水なしでも行けるくらい飲みやすい。
スタート時おおやようこさんを見つけ、話しかけたら本人でびっくり!
少しお話しさせていただいて緊張がほぐれた。


計測開始地点から猛烈なスピードで上がってくる人がいたので乗っかるが、料金所までの坂で400w出ていたのでついていくのをやめてマイペースで登りだす。
最初が一番勾配が高いのでP/W 4前後の200~240wで維持して走った。
この時点で前日の60km1800upのダメージがあることを認識した。心拍は余裕あるのに脚が上がらないw



抜きつ抜かれつだったが全スルーした。
というのも最初が一番走り方や調子にばらつきが多いので様子見した。ここで速すぎても遅すぎてもダメで自分のペースを維持する。
最初の駐車場あたりで一回心拍を上げたが、160までしか行かないw足のほうがつらみを帯びていた。なんでやねん。


その先からはいつの間にか3人の小集団となり、自分が声をかけて交代や情報を与えていったら、意識が統合され強調することができた。
2キロで交代をして平均20km/hは維持することに成功。コースが頭に入っていたので勾配がきつくなるところは自分が前に出て、ペースを上げすぎないように努めた。


途中で声をかけるも二人とも死にそうな返事しかなく、いい意味で集中できた。
最低限のインフォメーションと先頭ありがとうございます等のコミュニケーションでいい雰囲気にはなっていった。
あまり話さなくとも絶対この集団で走るぞという意思を感じたので、いい刺激を受けた。


トレードオフ、ギブアンドテイクという考え大切。
自分が貢献して何かプラスを得る。まずはギブギブギブそのうえでテイクを必ず得る。



4合目駐車場までこうして足をためることができたので、概ね計画通り。
三人のうち一人は平たんが得意(仮称Sさん)で、もう一人は足に余裕があるのか4.5倍できっちり引いていた(仮称Fさん)、声だけ元気な私。
素人ながらこういう状況でいかに早くゴールをするか考えるのが面白かった。
今後のコースプロファイルやどのタイミングでローテ回すか考えて、なおかつ自分が主導権を握れていると実感したら面白くてたまらなかった。



きっとシルバーは固い。ゴールドには届かないが70分ならもしかして…
7キロを切っても勾配のきつい区間もある。一度緩くなるところで自分が前に出てペースアップし、Sさんと平地のローテで速度を維持。
勾配がきつくなるところではFさんに回し、きっちり挙げてもらう。


その先最終の平坦区間のはじまりで自分が先頭になり、ペースを上げると宣告。いわゆる発射台だ。
10秒ローテに合意し40km/h以上で巡航しもう一人きたので吸収し回す。
自分ひとりじゃむりぽw
ここまで連れてきてくださったSさんFさんありがとうございました。



最後のトンネル付近で自分が追いつけなくなり集団は分散。
つらい時こそトップチューブに貼ってあるみぽりんを見て、ラストスプリント。
履帯切れそうでしたが最後までゴリ踏みしてゴール。



【結果】
タイム:70min 14sec
種目: 男子19~29歳
順位: 61位


・感想
素直に嬉しいし満足度は非常に高い。ベストを尽くしたからだ。
ゴールドはまだ先だが、次につながる良いデータを得ることができた点も良い点だと思う。
昨年から約5分ほどタイムを短縮出来たのには、様々な要因があると思う。
単独TT状態、パワメや直前の準備もなしだった。
補給食がばっちりだったのも良い点だった。


概ね着地見込み通りだったが、この集団でなければできなかったのが第一点。
そう考えると実力アップもさることながら考えて走れたがゆえの産物だ。
来年に向けてのモチベーションは今のところ高い。今シーズンも頑張れそうだ!



・次どうするか
① ベースアップ
あと五分を最終区間で出すのは厳しいだろう。それならば、四合目(18km地点)までのタイムを4分短縮し、残りで1分としたら行ける気がする。気がするだけ。
そうなると6%18kmをP/Wを4.5コンスタントに出すことが必要だろう。しかも足をためる前提で。モアパワー。


②軽量化
実は会場までの上りで普段よりも20w低く同じ速度で登れていたのだ。
軽量化の恩恵を久しぶりに実感できたので、さらにできるところもあるのでベストを尽くす。
自分の場合、体重の増減がほとんどなく体脂肪率は10%前後とほぼ一定なので、体の心配はあまりしていない。
乗鞍になったら体脂肪をモリっと落とす予定だけど、peaksで落としたら死を意味するのでその後で。


③前日の上りはほどほどに
今回唯一の失敗は前日に走りすぎたことであるw
滝沢林道二本はあかん。900up×2は翌日にダメージが残る。
心拍を上げて走るやり方を忘れたので、それも今後思い出して使っていきたい。



おしまい

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