SRAM AXS~マウンテンバイクが今ヤバイ~
溜息しか出ない。
そう、今までのバイクは過去のものになった。
SRAM AXS マウンテンバイクコンポーネントはすべてを置き去りにして時代の開拓者となった。
(EAGLE AXS | SRAM参照)
さて、興奮しすぎて何書いてるかさっぱりだが、私は今ヤバイことになってる。
SRAM AXSは2019年2月に発表となったSRAMが送る12速電動コンポーネントである。
(本ブログの写真はすべてこのホームページの画像とyoutubeプロモ動画を参照しています)
私は最初ギア比やロードバイクでの油圧無線コンポは激アツ~~とか抜かしていたが、それよりもやばいのはマウンテンバイクの方であった。
その中でもMTBコンポであるEAGLE AXSのやばさを説明しよう!!!!!!!
①RDとコントローラー(シフター)が有能すぎて脳汁ふきだした
RDはロングゲージに見えるが実は機械式よりも前方にせり出し10mm短くなった。
衝撃が加わった際に内側に入り込む動きをするこれがトラブルを回避しやすくなる。衝撃で動きがフリーになる機構があるようだ。
RDがめくれてひしゃげて壊れるとか、エンド金具が曲がったりということが防げる。
シマノはスタビライザーがレバー式でついているが、確かスラムは常時テンション状態になっていた気がする。おしえて詳しい人。
尚チェーンリングは初めからナローワイドなので、チェーン落ちは気にしなくていい。
次はコントローラー(シフター)…
小さすぎるだろうがよおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カナブンじゃねぇんだからよォォォ…そんなところに引っ付きやがってなにやってんだーッ!!!
いつものボタン電池が電源でカタログ情報では2年間使用できる。
クリック感のあるパドルシフトで新しい形のコントローラーである。
バーを握った状態でもうまくすれば動かせてしまうのだから、コントロールが難しいセクションなどでは重宝するだろう。握ったまま指をあてるだけでパシッと変速が決まるところを想像するだけで、もう死にたくなるほどスマート。
レバーにダイレクトマウントだが、シマノにもつけれるのかなこれ?
なんか作ればできそう、3Dプリンターで作って某氏
しかし、動画では別々でハンドルに取り付けられていることから、レバーは別のもの使うとか全然ありの模様。(左図はレバーマウント、右図はマウントとシフターを黄色枠線で囲っていた)
あとチェーンも虹色なところがもうね。かっこよすぎて致死。すこすこのすこ。
こっちのチェーン幅やスプロケの薄さも気になるけれどおそらくロードと同じなんだろうな。
じゃなかったら、ロードでも使えないもんね。そうそうこれロードのRDとしても使用できるので、グラベルやシクロでも使えそうなんで、二個買いたい(切実
②電動ドロッパーシートをすこれ
はい、これが衝撃すぎてこの記事書いてるようなもんです。
正確にはロックショックスのreverbですが、これがSRAM AXS対応専用設計になっているんです。
先日、友人たちとトレイルライド行ったときにドロッパーが電動になったりロックアウトが電動になったら最高だねと話していたら、まさかのこのタイミングでドロッパーが電動化というのはドストライク過ぎて激高まりの舞い。
動画ではシフターとは別のレバーで動かしているが、実際にはスマホアプリでシフターにドロッパー機能を組み込むことができると説明されている。狂ってる。(画像赤線の部分)
しかし、別でシフターを購入しシフターとして駆動させることも可能(図中の赤線部)。
サイズはおおむね対応しているが、27.2mmにはたいおうしていないようだ。
動画の動きでは速やかにシュッとサドルが出ているので問題ない。しかし、縮む時にはどんな挙動をするのかわからなかったので、実車で確認しておきたい。
価格は驚きの10万円!!!!!!
でも、ドロッパー自体3万円からというのが相場ですし、シクロマウンテンを両方する人は一本買っといてその場その場でつけりゃいいんじゃね?って思っちゃいます。だから実質ゼロ円。
やったことあるからわかるんですが、ドロッパーシートポストの取り付けって結構めんどくさい。基本フレーム内部通しで締め付け具合がシビアなものがあったりする。ワイヤー交換は調整大変ですし、油圧式はわからんけど、ホースの取り外しが大変そうである。
フレームに穴が開いてるの選ばないと内装かできないですし、場所によっては干渉して渋かったりなんてこともあった。
でが、これなら素人でも簡単に取り付け出来て即座に使用できる点も考慮すると高くても一本持っておけば、半永久的にドロッパーシートには困らないだろう。最適解だろう。
③ 電池性能すごくないか?
一時間で充電が完了して20時間持つってさらりと書いているが、これすごいことです。
朝起きて充電なくても準備してる間(15分)で充電すれば、その日はとりあえず乗れちゃうんですよね。
ましてや、週末ライダーなら一か月くらい充電しなくてもいけちゃうんじゃないか?
一日のライドは余裕で持つのでなにも気にしなくていいのはありがたい。
④運用汎用性が高すぎて脳死
「究極の運用とは、何もしなくていいである」 by私
なにもせずに長く調子よく使えたら、一番理想の形ですよね。
その状態に一番近くたどり着けるのがこのSRAM AXSだと10年程度たかだか趣味で自転車乗ってきた私の直感である。
変速はRDの自動調整、スマホでバッテリー確認、車体についているコードはブレーキだけなんとすっきりして手間のかからない事だろうか。
【ハンドル回り】
【車体】
もうワイヤー調整しなくていい、ブレーキ面をこすったり異物取ったり、リム面をきにしない、ドロッパーはシートポストはめるだけ。
これは解放である。我々は今、自由となった。
お値段はコンポとシートで378,800円(税別)
ロード買ってる場合じゃない。MTBをすこれ。