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自転車クソブログ

干~干からびラン・バイクパッキング~

干からびランなるものに参加し、そのレポートをまとめた。
今回は使用した機材、特にバイクパッキングについて述べる。


まず、今回の干からびランで自分にとって重要なテーマ
【軽量化と快適性】である


これはツーリングしている人なら誰しも一回は考えると思うが、もう少し詰めて考えてみた。

というのも、私の上半身は非力であり、肩や腕周りの筋肉はさほどついていない。

その上肩こりもちなので、リュックを背負うということが致命的だと考えた。
つまり、リュックを背負わずに自転車に荷物を付けて運ぶことになる。


昨今、軽量かつ快適に旅をするのにバイクパッキングという方法がある。


自転車旅の荷物と言えばキャリアにサイドパニアバッグというのが一般的だろう。
これはキャンプツーリングなど大荷物でツーリングする際に使用する。
シートポストキャリアは荷台の上部のみに荷物を置く。
バイクパッキング(new!)はキャリアを無くし、自転車に直接バッグを取り付けるスタイルのことを指す。



このバイクパッキングは私にとってうってつけだった。



今回のスタイル
・シートポストバッグ
・フロントバッグ
・ベントウ型バッグ
・ボトルゲージ(mont-bell エアマット120、エアピロー)


私の使用しているバッグ


①blackburn アウトポストシートバッグ (¥15,000)

スタッフバッグ型で内容量は11L
テントを必要としないならば、これだけで十分ツーリングできる。
6日間の鹿児島ツーリングの際に使用していたため、ある程度の容量は把握できていた。


寝袋(mont-bell #7 with 圧縮ツール)、歯ブラシ、タオル(mont-bell)、冬用グローブ、長袖ウルトラライトダウン(ユニクロ)、輪行袋(オーストリッチ)、ネックウォーマー、シューズカバー、腕脚ウォーマー
搭載率は80%であり随時、長袖冬用ウェアやハーフパンツを収納した。



②mont-bell フロントバッグ(¥3,800)

 
今回の一番の収穫。ドはまりして最THE高
走行時におけるバッグへのアクセスの良さに非常に好感が持てた。


センターにはすぐに使うもの(補給食やツールなど)、サイドには道中少し使うかもしれないもの(充電系や地図とカイロ)を収納した。
自転車の前方を重くすることで車体のバランスをとることができ、後ろに引っ張られる感覚がなくなり、ヒルクライムでは大きなアドバンテージとなる。



・ベントーBOX型
ハワイで買ったもので主に音楽とスマホの収納用
特にこれと言って特徴はない。なんならいらないけど、楽しくする工夫も必要。




【パッキングの中身について感想】
基本的にストレスはほとんどなく、持参した装備にほぼ不満はなかった。
強いて言えばダウンヒルの時に足が寒かったので、薄っぺらくてもいいのでパンツが欲しかった。
あと靴下はもう一足ないと臭くなる(笑)


今回の装備のポイントの一つに寝具がある。
持参したのは、寝袋(13℃対応)、エアマット、エアピロー、ホッカイロであった。


寝ずに走るというよりも、日中のパフォーマンスを下げないことが重要と考えたため、数時間の睡眠を屋外で充実させる必要があった。



その為に一番効果的だったのは間違いなくエアマットだろう。



睡眠時に最も熱を奪われるのは地面からの冷えである。
これは空気層をこしらえて断熱することで多少寝袋が薄くても暖かくできる。さらに中にダウンを着ていれば暖かさは維持できる。
枕がとても快適だった。使用したmont-bellのエアピローはマットと連結できるのだ。
これによりずれや分離が起きずに、終始フィットしたまま睡眠を確保できる。


120cmのマットに枕で+25cm, 足元にはアウトポストバッグ+20でトータル165cmとほぼ自分の身長170cmほどになる。
一見120cmのサイズでは足りないと思われるが、睡眠時のサイズよりも収納時のサイズと重量がアドバンテージがある。これはボトルゲージに収まってしまうのだ。


こうして全体の暖かさは確保したら、足先と腰はカイロで加温することで完全に快適な睡眠を確保できた。
やはり朝起きても熟睡した感じがしていたし、日中はほとんど眠くなることがなく集中して走行することが出来た。




今回で使わなかったことがないものがなく買い足したものもないことが、一番の収穫だった。
つい、ツーリングでは不安になり持参するものを増やしてしまいがちだが、それはデッドウェイトを増やし快適なツーリングではなくなってしまう。
楽により早く遠くへ行ける装備を考えることが私自身好きというのもあるが、直前の装備を吟味して本当に必要か否かのジャッジを下しているともっと楽になるだろう。


干からびランはある意味根性で走れるかもしれないが、なるべく楽をしたくないですか?
ご参考までにどうぞ。



さて、次はどこにいこうかな。

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